- ミルクを飲んでいる赤ちゃんがいるファミリーで液体ミルクが気になっている人
- 液体ミルクどのメーカーがいいか迷っている人
- 購入前に液体ミルクのことを詳しく知りたい人
2019年3月に日本で初めて発売された液体ミルク。
使ったことはありますか?
粉ミルクは、熱湯で溶かした後、冷ましてから飲ませるので時間がかかります。
一方、液体ミルクは、
- 哺乳瓶に移してすぐに飲ませることが可能
- 災害時にライフラインが止まっても備蓄していれば安心
- お出かけのときに荷物が少なくなってラク
というように、赤ちゃんを育てているママ・パパにとっては便利と話題の商品です。
この記事では、
- 液体ミルクの比較
- アタッチメントについて
- 液体ミルクのメリット・デメリット
をご紹介していきます。
液体ミルク3社の特徴
日本では明治、グリコ、雪印ビーンスタークの3社が液体ミルクを販売しています。
3社の商品の特徴をご紹介します。
【明治】 ほほえみ らくらくミルク
価格:215円(税抜)
容量:240m
賞味期限:1年6ヶ月
容器:スチール缶
【グリコ】 アイクレオ 赤ちゃんミルク
価格:200円(税抜)
容量:125ml
賞味期限:9ヵ月
容器:紙パック
【雪印】 ビーンスターク液体ミルク すこやかM1
価格:215円(税抜)
容量:200ml
賞味期限:1年
容器:スチール
液体ミルク3社の比較
商品名 | 明治 ほほえみ らくらくミルク | グリコ アイクレオ 赤ちゃんミルク | 雪印 ビーンスターク すこやかM1 |
---|---|---|---|
価格(税抜) | 215円 | 200円 | 215円 |
容量 | 240ml | 125ml | 200ml |
賞味期限 | 1年6ヶ月 | 9ヵ月 | 1年 |
容器 | スチール缶 | 紙パック | スチール缶 |
価格
アイクレオが容量125mlに対して200円といちばん割高です。
お得なのは240mlで215円のほほえみです。
容量
ほほえみが240mlで容量はいちばん多いです。
ですが、低月齢の赤ちゃんはミルクを飲む量が少ないため、240mlだと余らせてしまいます。
液体ミルクは開封後の保存時間が限られているので、余ったら捨てなければなりません・・
液体ミルク高いし捨てるのはなぁ・・
余っては捨てるのはもったいないので、ミルクを飲む量に合わせてメーカーを変えるのもおすすめです!
賞味期限
紙パックのアイクレオは賞味期限9か月。
対して、スチール缶のほほえみは1年6か月、すこやかM1は1年持ちます。
赤ちゃんがミルクを飲む期間は1歳前後までです。
防災用としてなら1歳まで買いなおさずに済む、ほほえみとすこやかM1がおすすめです。
容器
赤ちゃん連れでのお出かけはとにかく荷物が多い・・
紙パックのアイクレオは持ち運びには軽くて手軽ですが、他の荷物に潰されミルクが漏れてしまう心配も・・
ほほえみとすこやかM1はスチール缶なので、かさばる・重いというマイナス面もありますが、ミルクが漏れる心配はありません。
便利な専用アタッチメント
液体ミルクは、専用のアタッチメントが使えるので哺乳瓶に移し替えずに飲ませることが可能です。
粉ミルクのように、お湯や水、哺乳瓶を持っていく必要がなく荷物を減らせるのがメリットです。
明治ほほえみ らくらくミルク専用アタッチメント
ほほえみ専用のアタッチメントは写真の6缶パックにセットで付いています。
アタッチメント単体での販売はしていません
アタッチメント単体はこのような感じです。取扱説明書もついています。
液体ミルクの缶にアタッチメントを付けてみました。簡単に装着できます!
ほほえみのアタッチメントで使える乳首はピジョンの母乳実感シリーズです。
わが子もピジョンの母乳実感シリーズを使っています。
いつもの哺乳瓶につけるのと同じように簡単に取り付けできましたよ!
グリコ アイクレオで使えるChuChu【紙パック用乳首】
こちらも紙パックに直接取付ができます。
乳首は1サイズなので買い替えの必要もありません。
乳首部分と差し込み部分にキャップがついているので持ち運びにも安心です。
ビーンスターク すこやかM1専用アタッチメント
ビーンスタークすこやかM1は、専用アタッチメント単体販売をしていません
ビーンスターク公式サイトにて、アタッチメント付き商品を購入することができます。
現在、Amazonや楽天ではアタッチメント付き商品は販売していませんでした
液体ミルクのメリット
すぐに飲ませることができる
粉ミルクは、作るのに時間がかかってしまいます。
一方、液体ミルクは専用アタッチメントをつけてそのまま飲ませるか、哺乳瓶に移すだけですぐに飲ませることが可能です。
赤ちゃんがお腹を空かせて泣いている時って、泣き声で気持ちが焦ってしまいますよね・・
そんな時にスピーディーに用意できる液体ミルクはとても便利な育児の味方です!
災害時に安心
災害時にライフラインが止まってしまうと粉ミルクを溶かすお湯が用意できなくなる可能性があります。
そんな時に液体ミルクがあるとそのまま飲ませることができるので安心です。
万が一、水も止まり哺乳瓶や専用アタッチメントを洗うことができない場合、液体ミルクと併せて「使い捨て哺乳瓶」があると更に安心ですよ!
おでかけの時にラク
赤ちゃんを連れての外出はただでさえ荷物が多い・・
粉ミルクの場合、お湯、湯冷まし、哺乳瓶を持っていかなければなりません。
液体ミルクにすることで重い荷物を減らすことができます。
専用アタッチメントと乳首だけがあれば大丈夫です!
液体ミルクのデメリット
価格が割高
粉ミルクに比べて液体ミルクは価格がお高め。
全てを液体ミルクにするのはなかなか厳しいものがあります。
災害時の備蓄用、外出時のみにするなど、シチュエーションごとに上手に活用するのがおすすめです。
月齢によっては量が多く余る
現在販売されている液体ミルクは、明治ほほえみ240ml、グリコアイクレオ125ml、雪印すこやかM1 200mlと容量が決まっています。
液体ミルクは開封後の保存がききません。
つまり、50ml、100mlだけ欲しい時や、液体ミルク1本の容量では少し足りないという時に、量の調整が難しいです。
価格も割高なので、余らせてしまうのはもったいないですよね。
子どもが液体ミルクを嫌がって飲まない
これは私の経験談です。
わが家では、粉ミルクは明治ほほえみを使っています。
同じメーカーなら安心なので液体ミルクも明治ほほえみにしました。
おでかけした時、初めてわが子に液体ミルクを飲ませてみたのですが、
なんと、嫌がって飲みませんでした・・
粉ミルクもお湯も持ってきていなかったのでかなり焦りました。
なぜ飲まなかったのか原因を考えてみました。
- 液体ミルクを飲み慣れていない
- 温度が常温だったから
調乳したミルクは体温くらいの温度で飲ませるので、わが子は常温の液体ミルクに違和感を感じてしまったのかもしれません。
外出時や災害時など、いざという時に液体ミルクを飲むのを拒否されてしまうと困ります。
- 液体ミルクを嫌がらないか試しに飲ませてみる
- 液体ミルクに慣らしておく
私も上記を実践し、その後液体ミルクを普通に飲んでくれるようになりました!
今回の件で、飲むのを拒否されることもあるんだなと学びました。
赤ちゃんも大人と同様、慣れが大事だね!
まとめ:液体ミルクを比較!アタッチメントを使うと便利!デメリットは?
液体ミルク3社の比較、液体ミルクのメリット・デメリットについてご紹介しました。
液体ミルクは災害時や外出時にはとても便利で安心です。
すぐに飲ませることができて、忙しい育児のお助けアイテムにもなります。
価格は割高ではありますが、利便性を考えたらあまり気にならないでしょう。
粉ミルクと液体ミルクをシチュエーションごとに上手に使い分けることをおすすめします!
また、災害時に困らないように赤ちゃんにも液体ミルク慣れをさせておくことは重要です。
私も災害備蓄用として液体ミルクを用意します!